通関士が入社して活動する企業とは

通関士は通常なら、通関業務を行っている企業に身を置いて働くことになります。もっとも通関業務だけをやっている企業は、現在の日本社会ではそんなにないようです。
ちなみに、貿易というと商社のイメージが強いですが……商社に実際に雇用されて活動するというパターンは、これまた多くはありません。商社は、通関業務までは自社でまかなわないことが多いためです。

近年は、流通関係の事業を主力とする企業が通関業務間で手を伸ばしているというパターンが多い模様です。「流通」という業種も非常に奥が深いですが、探し方はそれほど難しくはありません。通関業務は、海外からの貨物が届けられるところからあまり遠ざかることはできませんから。

早い話、港湾や空港の近くで通関業務や流通業務をやっている企業が、通関士の主な就職先ということになります(空港に関しては、あまり飛行機で運べる貨物は多くありませんから港湾と比べると限られてしまいますが)。日本は島国のため、陸路を通って貿易を実施することは不可能ですから、海路・空路の玄関口の付近で通関業務が発生し、通関士の需要が発生することになるのです。

##ちなみに港湾といえば、工場や倉庫がたくさんある場所として有名ですね。
したがって、これらの業界も、通関業務に手を伸ばしていることがあり、通関士を雇うことがあります。