通関士の難易度に合った勉強法を探す/独学編

通関士の試験では、「独学で受かることを目指す人もいる」とよくいわれていますね・・・
でも、独学でいったいどれくらいの人が通関士に受かっているかといえば、おおいに疑問があるんですが。

独学でも通関士に受かる人は・・・本当にいることはいるんです。が、それはかなり少数派でしょう。
通関士の試験は年に1回しかないですから、勉強計画としては1年未満が普通なんです。
独学で、数か月~1年弱の準備で、通関士に受かろうとするのは・・・かなりの難易度だというほかありません!
 
通関士に独学で受かる見込みが高い人は限られますよ、本当に。
たとえばすでに(どこかの通関業者か、流通業や運送業の企業が考えられますが)通関や輸出入の業務を 経験している人でしょう。実際に、通関士の試験では「一部試験免除者」が存在しています。
これは通関業者や官庁で通関業務あるいは関連業務に従事している人しかありえない優遇措置になってます。

独学にはまあ、うまくいったらメリットが多いことは真実ですよね。教科書や問題集の費用しかかからないし、 あとはせいぜい模擬試験を受けに行って1万円くらい払うだけでしょうね。

しかし誰かに教えてもらうときと違って、誰にも勉強することを命令されないですから 自主性に欠ける人が独学で通関士に受かろうとすると失敗しますよ、たぶん。
実務経験がある人たちでさえ、独学の合間をみて単科講座 (学校等では、試験直前の臨時的な講座を開いていることがよくあるんです)を受けに行ったりして 万全の態勢をつくろうとするものだそうですからね(僕は独学してないんで、学校でこの前聞いてきました)。

通関士の独学は、失敗をする時間的余裕がある人にはあえておすすめできますね (・・・たぶん実務経験者がここを読んでいることはあまりないでしょうから、あえてこう書いています!)。
通関士になる勉強のスタートラインに立ったばかりの人たちが独学にこだわるんでしたら、 独学での通関士受験をはじめるときに、不合格になったときのことも見越して計画を立てておくほうが安全ですよ。
たとえばまだ学生だったりとか。あとは、通関業者か貿易の仕事をやっている会社に入った新卒採用者で、 会社の方針で通関士の資格取得を命じられているような場合だったら、独学での通関士受験も悪くないでしょう。