通関士の試験の概略はこうなっています

通関士の試験は少しずつ問題の形式が変わってきているそうです。僕の受験時とももうあちこち変わってますね。
でも全体としては僕のときと大きな違いはそんなになくて、むしろ似ている部分ばかりですね。
大きな変化が少ないので、これまでの通関士の試験がどんなふうに実施されてきたのかを見ておくと参考になります。

通関士の試験は3科目で構成されています。

・通関業法
通関士が行う業務の法的な根拠を提供している法律が「通関業法」と呼ばれていて、その理解度を調べる科目です。
択一式の問題が10問、選択式の問題が10問出題されます。

同じ範囲から繰り返し出題される傾向があるとかなり前から指摘されていますね(僕も同感)。
過去の通関士の試験問題を入手して念入りに研究しておいたほうが安全でしょう。

・関税法、関税定率法その他関税に関する法律および外国為替および外国貿易法
関税や輸出入に関する法律全般に関する法律群から、 その法的根拠や特例ほか、貿易に関係のある部分が出題されます。
どこまでの理解度になっているのかも、当然綿密にテストされます。
択一式の問題が15問、選択式の問題が15問出題されます。

半分近くが「関税法」から出題されますね。残りはバラバラです。でも、その半分が 「関税定率法」から出題されていると考えてほぼ問題ないでしょう。

・通関実務
択一式の問題が5問、選択式の問題が5問出題されます。
あとは、「実務」と名前があることからもわかる人もいそうですけど、計算式の問題が5問あります。
輸出申告書と輸入申告書の作成問題が1問ずつ出題されます。

択一式の問題と選択式の問題がありますけど、選択式の問題のほうが配点が多いですね。
択一式は、ひとつだけ選べばよい問題なんですが、選択式はそうだとは限りませんから 配点が高めになっているようです。
あとは、文章の穴埋め問題も選択式の問題には入ってきます。
穴埋めの部分にいちばんあてはまる語句を選ぶわけですけど、 法律用語を挿入する形になることが多くて、どうしても法律の条文を暗唱できるようにしておかないと解けません。

・・・以上、通関士の試験を、科目ごとに大雑把にですけどまとめました。
通関士の試験を受けようかと思い立ったばかりの人は、特に参考にしてくださいね。